中国、米P&G「プリングルズ」輸入禁止=チャイナ・デイリー
7日付の中国英字紙チャイナ・デイリーは、米P&Gのポテトチップス「プリングルズ」が中国当局の安全基準を満たさなかったため、同国への輸入が禁止されたと報じた。
http://www.chosunonline.com/article/20071208000010
今年初め、米玩具大手マテル社が中国製玩具の大規模な自主回収を行うなどして、中国製品の安全性問題が相次いで指摘されたことを受け、中国政府は自国製品への取り締まり基準強化を約束する一方で、輸入品にも厳格な基準を適用するとしていた。このため、米の代表的企業であるP&Gの商品に対する輸入禁止措置は、米国に対する「象徴的報復」ではないかとの見方も出ている。
中国の国家質量監督検疫検験総局輸出入食品安全局がウェブサイトで明らかにしたところによると、輸入禁止となった対象は「プリングルズ」のバーベキュー味で、今年7月の通関検査により中国で食品への使用が禁止されている臭素酸カリウムが検出されたことが理由。
一般的に、臭素酸カリウムは酸化防止剤として小麦粉などに使われる。ただし、中国、欧州連合(EU)、オーストラリア、ニュージーランドなどでは食品添加物として使用できないが、米国では使用が認められている。日本では商品に残存しないことを条件にパンへの使用のみが認められている。
研究によれば、臭素酸カリウムを過度に摂取すると、神経系統や血管、肝臓に悪影響を与えることがあり、発がん性も指摘されている。
製品の輸入者である珠海市免税企業集団(広東省)は、問題となった商品を全面回収し廃棄したと説明している。同紙は香港でも同様の回収措置が取られたと報じた。
一方、P&Gの広報担当者は「問題となった製品はP&Gが中国への商品供給を認めた2社が輸入したものではなく、P&Gの責任とは言えない」と主張した上で、中国に輸入される製品に関しては安全基準を厳格に守っているとして、自主的な調査を実施する考えを示した。
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