浦嶋繁樹:食の安全はCSR調達で管理せよ
中国餃子・農薬事件のような事態が再び起きないよう、食品をどのように管理するかが問題になっている。考えてみると、日本に入ってからでは検査は難しいのではないかと思われる。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/f/48/
その理由は、
例えば、1000個に1個の割合で開封して調査する場合‥‥
これは残留農薬や違法食品添加物など、商品全体に使われている場合はこの方法でも発見できる可能性は高いが、ある時間、ある限定された個数だけ注入された場合は発見されにくいのではないだろうか。
科学的検査を専門家に依頼‥‥
これも上記と同じく全部を検査できないので、難しい。
全部検査、機械などで検査が可能か‥‥
人間の手を使うならばコスト的に難しいだろうし、機械が開発されたとして全部の製品のパッケージを開けて検査すれば商品にならないので、これも難しい。
つまり、国内に入った食材から有毒物を発見できる可能性は極めて低いし、コスト面から考えても現実的ではない。ではどのように管理するか。
工場の出口検査‥‥
機械などが開発されれば可能かもしれない。人間でもある程度までは可能かもしれない。
現場の各工程に検査人を張り付ける‥‥
検査人をどうするのか、日本から送り込むのか、など、いろいろ考えられるが、どれもコストなどを考えると難しい面が見える。
この問題を、リスクマネジメントの基本から考えてみたらどうか。わたしは自社ルールの調達基準を作成し、CSR調達制度を確立することを提案したい。
スポンサードリンク