かぼちゃ菓子どうぞ 仙台・宮城DCのお土産に
宮城県産カボチャにこだわる仙台市内の菓子店が、化学添加物を使わずに長く日持ちする商品を開発した。地域の農産物を使った産業振興プロジェクトとして国の補助を受け、研究を重ねてようやく完成。4月までに発売する。秋の大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、体に優しくおいしい新仙台土産がお目見えしそうだ。
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080301t15056.htm
開発したのは、「パティスリーかぼちゃの花」を経営する花蓮堂(青葉区)。県産カボチャを主に使い、パウンドケーキやシュークリームなど16種類のお菓子を製造販売している。
カボチャは登米市や大郷町の農家約30軒と契約し、農薬や化学肥料をできるだけ使わずに栽培している。
地産地消と合成保存料を使わない自然派志向の商品販売を実践してきたが、大半の商品の消費期限は2日程度で、「贈答用や土産用に使いたい」という顧客ニーズに応え切れていなかった。
昨年、食品工場、マーケティング会社などと連携して1週間程度日持ちする商品開発に着手。地域の食料産業振興を図る農林水産省の事業に認定され、約400万円の補助を受けてレシピやデザインを検討した。
鮮度を保つために適度な材料の配合率を模索したほか、工程別の温度管理を厳密にしたり、最新の急速冷凍技術を導入したりと工夫を凝らした。
試行錯誤を経て、常温でも製造日から6日間持つ「パンプキンパイ」など4つの新商品の創作に成功した。
同社は現在、県産カボチャを年6―8トン使用している。新商品向けに需要が増えて市場が広がれば、県内農家の生産意欲の向上や活性化も見込まれる。
大郷町の生産農家、郷右近秀俊さん(45)は「無農薬、低化学肥料のカボチャを供給しており、本来のおいしさにこだわって商品開発をしてもらったことは生産者としてうれしい限りだ」と喜ぶ。
同社の二階堂玲子社長(38)は「自然素材だけで保存期間を延ばすことは難しく、100回以上試作を重ねた商品もあった。宮城の食材で作ったお土産としてお客に喜んでもらえると思う」と話している。
2008年03月01日土曜日
スポンサードリンク