広がる食育 出前講座に田植えも
食を通して子供たちに豊かな心をはぐくんでもらおうと、苫小牧市内の小中学校で、体験を通じた食育活動が盛んに行われている。
http://www.tomamin.co.jp/2008/tp080328.htm
清水小(富樫芳枝校長)は、「生きる」をテーマに4年前から食育に力を入れている。2年前には当時の3年生が総合学習でハスカップや木の実など、学校周辺で収穫した食材でオリジナルパンを製作。メニューは市内の学校給食にも採用された。今年度は5年生の社会科で学校に特設の水田を造成し、稲作を体験。田植えから収穫までの約5カ月間、生産者の苦労や喜びを感じ取った。
ウトナイ小(中川良司校長)では6年生が「かむ」をテーマに、児童がスルメやパンをかむ体験に始まり、そしゃく回数が多いとされた古代人とのあごの発達の違いを比較。医師による授業も行い、多くかむことは体や心の成長に効果があることを学んだ。
和光中(伴俊行校長9では市給食センターの栄養士による出前講義を実施し、2年生がスナック菓子などに含まれる食品添加物の危険性を解説。生徒たちが食習慣の見直しを図った。食が自身の健康に直結するということもあり、子供たちの関心は高かった。
清水小の古川良明教諭は「食育は単発的な行事で終わらせるのではなく、発達段階に応じた継続的な指導で効果が出る。日々の授業や給食時間を使うちょっとした工夫の積み重ねが重要」と話している。
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