食品業界に「化学調味料」排除の動き
「よく食べて健康に生きよう」というウェルビーイング文化が消費トレンドの中心として脚光を浴びている中、大手食品メーカーだけでなく、外食業者やコンビニ業界でも、「MSG(人工化学調味料)」を排除する動きがひそかなブームを呼んでいる。「L-グルタミン酸ナトリウム」と表記されているMSG使用の食品を買わない消費者が増えたことで、MSGを使用せず、天然調味料に切り替える企業が増えている。
http://www.chosunonline.com/article/20080507000018
ポッサム(ゆでた豚肉を野菜やキムチなどで巻いて食べる料理)専門店「元ハルモニ・ポッサム」は、ポッサム類や豚足、若草の和えものを入れた麺料理など、すべての主力メニューからMSGを取り除き、イワシときのこから抽出した天然調味料を独自で開発。昨年8月から使用している。しゃぶしゃぶ専門店「チェソンダン」も、野菜やハーブなどの天然材料だけを使っているほか、中国料理専門店「ミュラン」もMSGを一切使用しないソースを開発し、使用している。
さらには、調味料メーカーさえもMSGを追放し始めている。CJ第一製糖は、MSGや防腐剤、色素が入っていない天然調味料「白雪ハンスレ」と「ダシダ・サンドゥレ」を発売し、テサンもMSGや合成香料、核酸などを一切使用せず、牛肉や海産物などの天然成分と米ぬか、酵母で味付けをした「味先生」を発売した。また、プルムウォンも天然材料で作った「ヤンニョム30%テンジャン(韓国味噌)」と「ヤンニョム30%カンデンジャン(韓国しょう油)」を発売した。
また、通勤途中のサラリーマンに人気の三角おにぎりも例外ではない。コンビニ「GS25」は、三角おにぎり、のり巻き、弁当などにMSGを使用しないことにした。
トランス脂肪が話題になって以来、食品・外食業界の大勢は、いまや「無添加」となっている。MSGを含んだ合成保存料や合成着色料など、人工甘味料を排除する努力が盛んに行われている。
しかし、一方では他の材料に切り替える場合、生産コストが上昇し、製品価格が上昇する可能性があると指摘する専門家もいる。良い食材を求め、健康な人生を送ろうとすることも重要だが、これを機に値段が高騰してしまうのではないかと懸念する声も少なくない。
金徳翰(キム・ドクハン)記者
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