浜中産コンブのうまさ知って 漁業者の柴田さん一家がつくだ煮製造
【浜中】道内屈指のコンブ産地・浜中のコンブのうまさを広く知ってほしいと新川西一の漁業柴田銀一さん(68)、千枝子さん(59)夫婦の一家が今月、コンブのつくだ煮の製造販売を始めた。町によると町内でのコンブつくだ煮加工は初めて。漁業者自ら製品の付加価値を高める試みだ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/95511.html
製造販売を始めたのは、「ごま入り」(百三十グラム)「ホッキ貝入り」(百十グラム)の二種類で税込み各三百四十円。ともに幅二ミリの刻みナガコンブを散布漁協から仕入れ、しょうゆ、砂糖などで味付け。着色料や合成保存料を使わない「自然な味わい」(千枝子さん)が売り物だ。
一家はコンブ漁を営み、千枝子さん手作りのコンブのつくだ煮が孫、知人らに好評で、昨年暮れに製造販売を決意。二月、食品衛生法に基づく許可を取り、三月には約六百万円かけて自宅敷地内に加工場を建築した。
五月一日から「浜中ちえこ食品」の呼称を使って、千枝子さんと長男隆弘さん(38)が製造を始めた。要冷蔵で賞味期限は三カ月間。現在は町内のスーパーなど三店舗で販売し、次男哲哉さん(36)が釧路管内のホテルなどを販路開拓に歩いている。
町内でのコンブ生産量は二千九十八トン(二〇〇四年)で全道四位。千枝子さんは「国産食材の良さが見直されており、この機に浜中のコンブのおいしさをPRしたい」。町は「内陸部も含め釧根地区での消費拡大につながれば」(水産課)と期待している。(中川大介)
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