[ブランド調査(16)]日本ミルクコミュニティ「栗原さんちのおすそわけ とろけるパンナコッタ」 料理研究家が商品に与える商品価格の1割以上の付加価値
半年もたたずに商品が入れ替わることが珍しくないデザート食品の市場。激しい競争の中で、日本ミルクコミュニティの「栗原さんちのおすそわけ とろけるパンナコッタ」は、2005年の春に市場に投入されて以来3年を超えるロングセラーとなっている。パッケージを毎年リニューアルしてイメージを新鮮に保つ工夫や、料理研究科の栗原はるみ氏のレシピに基づいた商品という特徴付けが、商品の人気を支えている理由だろう。
http://c-news.jp/c-web/ShowArticle.do?did=01&aid=00011329
栗原はるみ氏だけではなく、テレビや雑誌で活躍する料理研究家や有名料理店の料理長とメーカーが共同開発した食品は数多い。最近では料理の中身だけではなく、パッケージデザインなどのアートディレクションにまで料理研究家自身が踏み込む例もあり、料理家の介在が色濃く表現された商品が増えてきている。今回は9月にリニューアルした「栗原さんちのおすそわけ とろけるパンナコッタ」を取り上げ、料理研究家がプロデュースしたブランドの価値を消費者がどう評価するかを調査した。
2008年9月27日~29日、インターネットを介してアンケート調査を実施。有効回答数は男性150人、女性150人の合計300人。10代60人、20代60人、30代60人、40代60人、50歳以上60人。各世代とも男女30人ずつ。
まず、リニューアルの印象を聞いた。紺色をベースにした新しいパッケージはリニューアル前の商品に比べて、「ミルクが濃厚そう」という印象が若干強い。ただ、無駄な添加物が入っていなさそうという印象を筆頭に、その他のイメージについては、白を基調にしたリニューアル前のパッケージの方が良い。
Q:AとBの写真を見て、次の項目により当てはまると思う方をお答えください。[SA]
栗原氏がレシピ開発にかかわったことが商品のイメージにどんな影響を及ぼすかを聞いた。半数近くの48%が印象が良くなると回答。特に女性からの支持が高く、女性だけで見ると約7割の消費者が印象が良くなると答えている。印象が悪くなると回答したのはわずか1.7%で、料理研究家がメーカーの商品開発に参加することに否定的な消費者が少ないことが分かった。
一方で、印象が特に変わらないと答えた消費者は50.3%。その理由の多くが「栗原氏を知らないから」だった。テレビコマーシャルの出演などで料理研究家の中でも露出度の高いはずの栗原氏でも「知らない」と答える人は多かった。もし料理研究家の知名度を生かしたプロモーション活動も考えているなら、相当知名度の高い人選が欠かせないだろう。
Q:この商品の開発には、料理研究家の栗原はるみさんが関わっています。栗原さんのレシピを参考にして開発した商品ということで、他の同様の商品と比べて、商品に対する印象はどのように変わりますか?[SA]
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◆調査概要
調査実施日:2008/9/27~29
調査対象:15歳(中学生を除く)以上のインターネットユーザー
集計回答数:300名(割付はこちらからご覧ください)
クロス集計軸:(こちらからご覧ください)
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